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HIBAR ポンプ 導入事例

【材料ロスを削減】小カップへ極小サイズのフルーツ果肉が入ったゼリーの充填をご紹介!

食品業界
【材料ロスを削減】小カップへ極小サイズのフルーツ果肉が入ったゼリーの充填をご紹介!


ユーザー様のご要望や課題

 「極小サイズのフルーツ果肉が入ったゼリーをロスなく高精度で定量充填したい」

これが、当社にいただいたご要望でした。
新鮮なフルーツの果肉は単価が高いため、液剤ロスはそのままコスト増加につながる重要な課題でした。
また、デリケートな果肉を崩すことなく充填する必要もありました。
これらの課題とご要望を解決するため、当社のハイバーポンプ(ロータリーバルブタイプ)をご提案しました。
その結果、お客様の小カップへの充填工程において果肉を崩さずにゼリーを正確に充填する、必要不可欠な存在としてご採用いただくことになりました。

導入内容

◎イラストで見る生産ラインの様子

一度に2つの小カップへ、極小サイズのフルーツの果肉が調合された液状のゼリーを充填します。(ハイバーポンプを使用)

果肉を崩さずに液体を移送

果肉が入ったゼリーの貯蔵タンクよりも低い位置に、ハイバーポンプ(4HRV エア駆動タイプ)を設置しました。
採用したロータリーバルブタイプは、バルブが回転して流路を切り替える仕様のため、液剤にストレスを掛けず液体に果肉が含まれる場合でも傷つけずに充填することができます。
また、ポンプをタンクの下部に配置し、重力(自重)を利用して上部から吸引し、前面もしくは下部から吐出することで、材料をスムーズに移送させて吐出精度の低下を防ぐ工夫をしています。

液だれなく高精度な定量充填

ハイバーポンプが吸引したゼリーは、シャットオフノズル(HPS-3)を通して小カップへ充填されます。このノズルは先端の弁で液だれを完全に防止し、安定した吐出精度を維持します。
また、ノズル先端の内径を直径約22mmと広く設計することで、デリケートなフルーツの果肉を崩すことなく、安定した充填が実現できました。
なお、ノズルの長さや内径はカスタマイズが可能なため、ほかの材料や充填ラインにも柔軟に対応することができます。

導入後の成果

 ハイバーポンプを導入したことにより、お客様の課題であった「フルーツ果肉が入ったゼリーの材料ロス削減」と「品質の保持」を解決することができました。
無駄な液だれがなくなり、ポンプの吐出精度が向上したことによる生産コストの削減と、フルーツの果肉を崩すことなく充填ができるようになった結果、高品質な商品を安定して生産できるようになりました。

ユニコントロールズのハイバーポンプ(プランジャーポンプ/ピストンポンプ)は、吐出精度±0.5%以下(公称値)の高精度な定量充填が可能です。
最大吐出量2000cc/1ショットまでの吐出が可能で、低粘度~高粘度(1~50,000mPa.s)の液剤まで対応できる210種類以上の標準ラインナップから、お客様に合う最適なご提案をいたします。

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