ハイバーポンプ
3つの選定ポイント

ハイバーポンプは、「吐出量」「液体の粘度」「駆動方式」の3つの選定ポイントがあります。
この中からお客様の環境にあったものを選択していただき、
ハイバーポンプの種類を選定していただきます。

1. 吐出量　

2. 液体の粘度　

3. 駆動方式　

ユニコントロールズのハイバーポンプはあらゆるニーズにも対応可能です。

例えば…

低粘度（100mPa.s(cps)）の液体を、多く（150cc）吐出したい。
吐出を細かく制御したいが、専用のソフトで簡単に設定したい。

このようなニーズには、
以下のハイバーポンプが最適です。

Hシリーズ CVタイプ
ロボシリンダー
モーター駆動

吐出量多

低粘度

モーター駆動

3～2,000cc程度で、1～5,000cp程度の多量吐出に適しています。ハイパーポンプとモーター及び、コントローラ(ドライバ)をセットにした製品です。

【対応機種】

型式		最大吐出量
4H1-C-10DD	・・	～9.7cc
4H1-C-33DD	・・	～33.4cc
4H1-C-58DD	・・	～57.2cc
4H2-C-19DD	・・	～19.4cc
4H2-C-67DD	・・	～66.9cc
4H2-C-116DD	・・	～114.4cc
4H3-C-29DD	・・	～29.1cc

型式		最大吐出量
4H3-C-101DD	・・	～100.0cc
4H3-C-174DD	・・	～171.6cc
4H4.5-C-260DD	・・	～261.5cc
5H3-C-290HD	・・	～291.8cc
5H3-C-500HD	・・	～542.6cc
5H3-C-1000HD	・・	～1013.6cc
5H6-C-2000HD	・・	～2027cc

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使用用途に応じて、3つ選定ポイントから最適なものをご提案いたします！

「ハイバーポンプ」ラインナップ　

1. 吐出量

吐出量はBシリーズ（少量タイプ）とHシリーズ（大容量タイプ）の2種類があります。

最大吐出量	~20cc	~2,000cc
適用タイプ	Bシリーズ（吐出量少）	Hシリーズ（吐出量多）

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2. 液体の粘度

吐出する液体の粘度に対応したバルブ形式を選定します。

粘度範囲	1~5,000mPa.s(CPS)	5,000~50,000mPa.s(CPS)
バルブ形式	CV＜チェックバルブ＞（低粘度）	RV＜ロータリーバルブ＞（高粘度）

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ハイパーポンプの構造原理（CV/RV）について

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ハイバーポンプの構造原理

CV　＜チェックバルブ＞

原理説明

プランジャーが後退することにより計量室内に負圧が生じ、IN側のチェックバルブが開いて、材料が計量室内に吸引されます。

この際OUT側のチェックバルブはスプリング圧によって閉じています。吸引された材料はマイクロメータで設定されたストロークまで計量され、次にプランジャーが前進して計量室内にある材料を押し出します。

この場合、IN側のチェックバルブは閉じ、OUT側のチェックバルブが開き、ノズルから吐出されます。

RV　＜ロータリーバルブ＞

原理説明

基本的にはCVタイプと同じですが、吸引/吐出の切換部がロータリーバルブになっており、アクチュエータによりプランジャーの動きと同期して回転し、計量の場合はIN側と計量室がつながり、材料が吸引されます。

吐出時にはプランジャーが前進するタイミングにあわせ、ロータリーバルブが回転し、OUT側と計量室がつながり材料が吐出されます。

※RVタイプは高粘度材料に使用するため、材料のIN/OUTの位置がCV タイプとは逆になっています。

3. 駆動方式

使用環境や用途にあった駆動方式を選定します。

エア駆動タイプ

防爆環境や生産ラインなどでの使用に適した標準仕様のハイバーポンプです。

モーター駆動タイプ

ハイバーポンプとモーター及び、コントローラ(ドライバ)をパッケージ化。パソコンや外部制御機器で吐出量・吐出速度が簡単に設定できます。

Bシリーズ
ステッピングモーター駆動タイプ

Hシリーズ
ロボシリングモーター駆動タイプ

サーボモーター駆動タイプ

お客様独自でご選定されたサーボモーターに合わせて駆動部を設計し、取り付くようにして納品します。装置全体をコーディネートする装置メーカー様に最適です。

ハイパーポンプの駆動種類と特徴

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ハイバーポンプの種類と特徴

エア駆動タイプ

概要: ハイバーポンプエア駆動タイプは、高精度マイクロメータによる容積計量方式のため、高精度の吐出が可能です。

特長: ・高精度マイクロメータにより簡易的に吐出量の変更ができます。; ・吸引/吐出スピードを別々に調整できるため、最適の吐出条件を設定できます。; ・接液部材質を豊富に取り揃えており、あらゆる液体の吐出に対応可能です。; ・2種類のバルブ（チェックバルブ/ロータリーバルブ）があり、低粘度から高粘度の材料に対応可能です。

モーター駆動タイプ

概要: モーター駆動タイプは、Bシリーズはステッピングモーター駆動、Hシリーズはサーボ制御のパルスモーター駆動を採用しています。

特長: ・ハイバーポンプの駆動部をパルスモーター駆動（Hシリーズ）にすることでスピードが安定し、各設定を数値化することで再設定も容易に行えます。; ・汎用パソコンでのデータ入力/管理が簡単に行えます。; ・パソコンから各ポンプの設定と動作確認が行え、 HシリーズはティーチングBOX（付属品）接続で、現場でのデータ変更や動作確認が容易に行えます。; ・駆動部とコントローラが分離しているため、作業雰囲気から離れた場所で制御する事が可能で、メンテナンスも容易です。; ・ストローク/スピード設定をパソコンや外部制御機器で行えます。

サーボモーター駆動タイプ

概要: ご選定のサーボモーターに合わせて駆動部を設計し、サーボモーターが取付くように致します。

特長: ・駆動部をサーボモーター駆動にすることで、各設定を数値化でき再設定が容易にできます; ・エア駆動では難しい低速での安定した運転が可能です; ・他装置との連動が容易であり装置全体をコーディネートする装置メーカー様には最適です; ・モーター及びコントローラーをお客様でご準備する事で用途に合ったカスタムが容易に行えます; ・ご使用国で調達が容易なモーターを選定する事でモーターや制御機器の調達不安を軽減する事が可能です

モーター駆動、サーボモーター駆動の選定について

モーター駆動

ステッピングモーター駆動タイプ（STP-M drive）対象：Bシリーズ

ハイバーポンプとモーター及び、コントローラ（ドライバ）をセットにした製品です。

・専用ソフトウェアが付属されるため、モード設定条件で簡易的にPCを使用して動作させたい場合（モード１）や既存プログラムを外部で制御（PLC等）する場合に最適です。

ロボシリンダモーター駆動タイプ（ROB-M drive）対象：Hシリーズ

ハイバーポンプとモーター及び、コントローラ（ドライバ）をセットにした製品です。

・ロボシリンダモーター（メーカー標準品）を使用しており装置に搭載し制御される場合などは最適です。コントローラのI/O種類も豊富に取り揃えてます。

サーボモーター駆動

サーボモーター駆動タイプ（Servo-Motor drive）対象：Bシリーズ／Hシリーズ

お客様で選定されたサーボモーターに合わせてポンプ本体の駆動部を設計・製作し納品いたします。

・高速充填をご検討の場合、上記２タイプと比較し、トルクやスピードに優位性があります。

・お客様でご選定を頂いたモーターを搭載し、それにあったコントローラ(ドライバ)を用いることによりお客様独自のプログラム制御（PLC等）を構築して頂く場合に最適です。

・海外工場でご使用される場合など、現地で流通しているモーターをご選定頂く事でモーター故障時の調達懸念を軽減する事が可能です。

ハイバーポンプ製品一覧

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ハイバーポンプ3つの選定ポイント

ハイバーポンプの構造原理

CV ＜チェックバルブ＞

原理説明

RV ＜ロータリーバルブ＞

原理説明

エア駆動タイプ

モーター駆動タイプ

サーボモーター駆動タイプ

ハイバーポンプの種類と特徴

エア駆動タイプ

モーター駆動タイプ

サーボモーター駆動タイプ

モーター駆動、サーボモーター駆動の選定について

ハイバーポンプ
3つの選定ポイント

CV　＜チェックバルブ＞

RV　＜ロータリーバルブ＞