Introduction Example

HIBAR ポンプ 導入事例

【半自動で効率化】小ボトルへ医療用剥離剤(はくり剤)の充填をご紹介!

医薬品業界
【半自動で効率化】小ボトルへ医療用剥離剤(はくり剤)の充填をご紹介!


ユーザー様のご要望や課題

ある医療機器メーカー様は、少量多品種で生産している医療用剥離剤を「小ボトルへ高精度な定量充填をしたい」というご要望がありました。
将来的には剥離剤だけでなく、他の薬液や試供品にも柔軟に対応できる設備を求めていました。

導入内容

◎イラストで見る生産ラインの様子

一度に2つの小ボトルへ、医療用の剥離剤を充填します。(ハイバーポンプを使用)

お客様のご要望と課題解決のため、高精度な吐出が可能なハイバーポンプ(4HCV エア駆動タイプ)を活用した、手動式の半自動充填設備を導入しました。

液体の安定供給

低粘度な薬液でも吐出精度を安定させるため、ハイバーポンプを液剤タンクより高い位置に設置し、液剤を「下部から吸引して上部から吐出する」構造の4HCVタイプのポンプを採用。
これにより、液中の小さな気泡が吐出のたびに効率よく排出され、ポンプ内での気泡の滞留や合体を防ぎ、安定した液剤の移送を実現します。
また、薬液の移送には、腐食に強く耐久性の高いステンレス製フレキシブルチューブを使用しています。

効率的な充填システム

作業効率を上げるため、2つのハイバーポンプを設置し、2本のボトルに同時に充填できるようにしました。
作業員は、フットペダルを踏むだけで充填開始信号が入り、シャットオフノズル(FT-1R)を通して2本のボトルに薬液が充填されます。
ボトルは専用の位置決めテーブルに正確にセットすることができ、充填後のボトルは作業員が専用トレイに集約し、次のキャップを閉める工程に進みます。

導入後の成果

 少量多品種に対応した小規模な充填設備が実現し、お客様のご要望通り、高精度で効率的な充填が可能になりました。
また、医療用剥離剤だけでなく試供品や研究用の薬液充填など、幅広い用途に対応します。
生産量が少ないお客様にとって、低コストで課題を解決できる効率的なシステムとなりました。

ユニコントロールズのハイバーポンプ(プランジャーポンプ/ピストンポンプ)は、吐出精度±0.5%以下(公称値)の高精度な定量充填が可能です。
最大吐出量2000cc/1ショットまでの吐出が可能で、低粘度~高粘度(1~50,000mPa.s)の液剤まで対応できる210種類以上の標準ラインナップから、お客様に合う最適なご提案をいたします。

製品のテストに関するご相談はこちらから!

製品のテストに関するご相談は、こちらからお問い合わせください。

テスト・デモ機のご依頼フォーム

こちらからお気軽にご相談ください!

製造可否などのご相談は、お気軽相談からお問い合わせください。

お気軽相談フォーム
 
図面DL

お気軽相談