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HIBAR ポンプ 導入事例

【なるほど】エアゾール缶へ殺虫剤の原液充填をご紹介!

化学業界
【なるほど】エアゾール缶へ殺虫剤の原液充填をご紹介!


ユーザー様のご要望や課題

 30年以上という長きにわたり、当社のハイバーポンプを使い続けてくださっているユーザー様をご紹介します。
当時、お客様は高精度なポンプが見つからずお困りでした。
特に、生産コストに直結する液剤ロスの削減が喫緊の課題とされており、低粘度である殺虫剤の原液を一定かつ正確な量で吐出できる機器を求めていました。
この課題を解決するため、当社の製品がどのように導入され、コスト削減と生産効率の向上に貢献したかをご紹介します。

◎関連情報:容積計量式ポンプとは

詳細は、技術コラム「【完全理解】プランジャーポンプの構造とその特徴とは」でご紹介しております。
是非こちらも併せて、ご参照ください。

導入内容

◎イラストで見る生産ラインの様子

コンベアから流れてくる空のエアゾール缶に、殺虫剤の原液を高精度で定量充填しています。(ハイバーポンプを使用)

液剤の安定供給

殺虫剤の原液が入った貯蔵タンクよりも高い位置にハイバーポンプを設置し、液剤を「下部から吸引し、上部から吐出する」構造の2BCVエア駆動タイプのポンプを採用。
これにより、液中の小さな気泡が吐出のたびに効率よく排出され、ポンプ内での気泡の滞留や合体を防ぎ、安定した液剤の移送が可能になりました。

高精度な定量充填と液だれ解消

ハイバーポンプが吸引した殺虫剤の原液は、シャットオフノズル(FT-1R)を通してエアゾール缶へ充填されます。
シャットオフノズルは、ノズル先端に弁を持ち、液だれによる充填不良や液剤の無駄を防止し、作業環境のクリーン化にも貢献。
ハイバーポンプが正確な吐出量を供給し、シャットオフノズルが液だれなく充填を完了させることで、高精度な定量充填プロセスが確立されました。

導入後の成果

 ハイバーポンプを導入したことにより、お客様の継続的な生産性の向上とコスト削減が可能になりました。
導入から約30年という長きにわたり、定期的なメンテナンスを行いながら現在も生産ラインで安定稼働しています。
ハイバーポンプの堅牢性と耐久性も認められ、お客様の生産を支え続けています。

ユニコントロールズのハイバーポンプ(プランジャーポンプ/ピストンポンプ)は、吐出精度±0.5%以下(公称値)の高精度な定量充填が可能です。
最大吐出量2000cc/1ショットまでの吐出が可能で、低粘度~高粘度(1~50,000mPa.s)の液剤まで対応できる210種類以上の標準ラインナップから、お客様に合う最適なご提案をいたします。

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