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含侵用途で使用するタンクの製品例 

含侵用途で使用するタンクの製品例 

当社で製作しているステンレス圧力容器は、主に「液体の圧送」に使用されていますが、液体とあわせて食品や金属、木材などの素材にステンレス加圧タンクで圧力を掛けることで、より効率よく液体を浸み込ませる技術(含浸)でもよく利用されています。
含浸用途においては、当社の標準タンクでも対応可能ですが、圧力および含浸部材の大きさなどによっては、専用のカスタムタンクを製作することも少なくありません。
そこで今回は、含浸タンクの事例についてご紹介します。



含浸とは

含浸(がんしん)とは、素材内部の隙間に、液体を浸み込ませる技術のことです。
処理容器(タンク)内に素材を入れ減圧環境下におくことで内部の気泡を抜き去り、そのタンク内に液体を注入して含浸させた後、さらに加圧することで素材内部の隙間に液体を急速に送り込みます。
使用用途としては、金属、木材、樹脂の気密性保持や腐食防止、モーターコイルにおいては絶縁層、その他、食品や電子部品など様々な含浸処理がされています。
真空状態を利用して液体を浸み込ませる「真空含浸」、真空含浸後に加圧を行う「真空加圧含浸」が主な方法といわれております。

【タンク製作例】電子部品への電解液含浸タンク(試験評価用)

コンデンサや電池などで、製造上の評価開発用として電解液の含浸を小型の加圧真空タンクで行うケースがあります。
特に評価用の小型タンクは使い廻しが良く高評価をいただいております。

電子部品への電解液含浸タンク(試験評価用)製作例

電子部品への電解液含浸タンク工程例

【タンク製作例】木材への薬液含浸タンク

木材内部に薬液を浸透させる含浸処理は、防腐・防虫効果、難燃性等木材に不足している性能を付与する方法として有効と考えられています。
評価用の小型タンクから大型タンクまで、加圧真空タンクの製作を承っております。

木材への薬液含浸タンク 製作例

木材への薬液含浸タンク工程例

【ワニス含浸タンクユニット事例】真空脱泡・調合供給タンクとの組み合わせ

モーターやモーター部品、コイルなどにワニスを含浸させることにより、電気絶縁層・冷却効率の向上を目的に使用されます。
ワニスの希釈や調合、温度制御、真空脱泡・供給など、含浸処理前のワニス調合タンクの製作事例です。

ワニス含浸処理前の脱泡・混合・供給タンク
・真空脱泡処理
・撹拌ユニット(調合・脱泡用)
・加湿冷却処理(温調制御)
・供給

真空脱泡・調合供給タンクとの組み合わせ事例

含浸タンクや含浸処理前の調合タンクをご検討の際は、ユニコントロールズにお任せください。
含浸する材料のサイズや圧力に応じた形状および設計、付属部品やオプション加工など、お客様の「やりたいこと」を形にいたします。
加圧容器・圧力容器メーカーとして、設計から製作、アフターフォローまで、当社の経験と実績からサポートいたします。

こちらからお気軽にご相談ください!

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